新着情報
2008年6月23日
近年、CO2排出による地球温暖化及び石油資源枯渇が問題とされている中、カーボンニュートラルという観点から植物由来プラスチックに注目が集まっています。その中でもトウモロコシやサツマイモなどを原料とするポリ乳酸はすでに工業生産されており、今後の有力な植物由来プラスチックのひとつであります。
しかし、ポリ乳酸は非常に剛直なプラスチックであり、フィルム・シート用途においては可塑剤が必要とされます。そこで弊社はポリ乳酸と相溶性に優れ、少量添加で軟質塩ビ並の可塑性を付与することが可能な可塑剤"DAIFATTY-101"を開発いたしました。
"DAIFATTY-101"の特徴として、耐ブリード性・耐水性に優れることはもとより、耐揮発性も良好であるため、ポリ乳酸成型温度では大きな減量もなく、成型中の臭気、煙が問題となることはありません。
また、耐加水分解性にも優れているため、水性エマルション用途においても使用できます。その他、射出成型品の成型加工性改良剤としても有効であります。
"DAIFATTY-101"は安全性も高く、この度ポリオレフィン等衛生協議会のポジティブリストへの登録も完了し、食品包装材、食品容器など食品用途への使用も可能となりました。
"DAIFATTY-101"による軟質化技術が今後のポリ乳酸拡大の一助になることを期待しています。
=DAIFATTY-101に関する問い合わせ先=
市場開発部 東京市場開発課
TEL:03-3555-2911 / FAX:03-3555-8254