技術開発センター紹介

技術開発センター概要

大阪技術開発センターは、市場調査から商品の開発や工業化に至るまでの技術開発部門を集約させた研究開発拠点として、2011年1月に開設されました。

大八化学がこれまでに培ってきた幅広い分野の技術を融合し、次の時代を切り開く技術を生み出す「創造の場」としての役割を担っています。

次の時代が求める新しいソリューションを目指し、技術分野の垣根を越えたプロジェクト型組織にて運営してい ます。

研究所詳細

住所 大阪府東大阪市長堂3-5-7
敷地面積 約7,000m2(2,160坪)
建屋面積 約2,000m2(620坪)
従業員数 約50名
竣工 平成23年1月

研究所外観

研究所俯瞰図

生産部門の生産技術部も常駐し、商品開発部と連携して新商品の工業化プロセスの確立を目指しています。また、 新商品には欠かせない環境・安全や知的財産などに関わる技術情報部も集約し、全方位から技術的視点で製品を見つめる場所がこの研究所です。

技術開発センターの組織と機能

商品開発部

  • マーケットニーズをいち早く掴み、新規テーマの創出、情報収集を行う
  • 難燃剤、可塑剤など既存事業の新規商品開発を行う
  • 新規商品の工場生産、生産プロセスの改良を行う
  • 営業部門、関係部署から依頼される評価、分析、文献調査を行う

新規機能材開発部

  • 当社の合成技術を生かして、新規事業の開拓を行う
  • 既存分野以外の高付加価値・新規機能材の商品開発を行う

技術情報部

  • 新規商品や既存商品の国内外の化学物質登録作業、当局との折衝を行う
  • 当社技術の特許化による製品の保護や差別化、特許調査による開発支援を行う

CSR推進部

  • 全社的なRCやCSR活動の推進と環境報告書の発行を行う

技術開発センターで可能な試験内容等

燃焼試験

  • UL-94 燃焼試験
  • FMVSS-302 燃焼性試験
  • 酸素指数
  • コーンカロリーメータ

樹脂評価

  • 引張試験
  • 曲げ試験
  • 衝撃強さ
  • HDT
  • MFR

ウレタン関係

  • ウレタン発泡
  • フォーム切断機 (軟質、硬質)
  • 通気度測定
  • フォギング試験 (VDA278、DIN75201B)
  • 霞度測定
  • 光沢保持率測定
  • YI測定

その他

  • 樹脂混練機
  • 樹脂成型機
  • ラボプラストミル
  • 熱ロール
  • 熱プレス

分析機器一覧

構造解析

核磁気共鳴分光光度計 (NMR)
ガスクロマトグラフ質量分析計 (GCMS)
液体クロマトグラフ質量分析計 (LCMS)
フーリエ変換赤外分光光度計 (FTIR)

発光・吸収分析装置

プラズマ発光分光計 (ICP)
原子吸光光度計 (AA)
蛍光X線分析計
紫外可視近赤外分光光度計

その他

元素分析装置
レーザー回析/散乱式 粒度分布計

・熱重量示差熱分析装置 (TG-DTA)

・示差走査熱量計 (DSC)

・色差計

・抵抗率計

・位相差測定装置

・全有機体炭素計(TOC)

・電位差自動滴定装置

・水分測定装置(カールフィーシャー)

・赤外線水分測定装置